5月のスズメバチ
このところツキノワグマによる被害がニュースとなっている。
年間どのくらいの数字になるのだろうか。
スズメバチによる死者は年25~30人。10年で300人死んでいることになる。
ぞっとする数字だ。
私のこれまでの3回の経験では巣を発見して落としたのは9月だった。
去年はゼロでほっとした。
今年はどうなるやら、と思っていたら、5月に入ってやたらに飛び交うスズメバチを目にした。調べるとこの時期飛んでいるのは女王蜂。
これが作り始める巣が秋に巨大なものになるとのこと。
したがって一人(一匹)作り始めている巣を見つけたら今のうちに確実に処分せよとのアドバイス。
ないことを願っていたら、ありました。蜂も馬鹿じゃない。あまり人が来ず、それでいて雨のかからない場所を選ぶ。
そうです。下屋なんぞ最高。
一輪挿しの花瓶を逆さにしたような変な形態。これぞ初期段階!
監視するに蜂の気配がしない。外出中かと思い手で袋をかぶせようとした。
が、あまりに薄い巣はつぶれ、中にいるスズメバチが目に入った。
ウワツ
つぶれた巣が入ったビニル袋を放り出して逃げた。
数日後恐る恐る見に行くと少し離れた変なところに別の巣を作り始めていた。
数日後見ると確実に大きくなっている。
スピードは速い。
このまま放置できない。頼るのはあれしかない。
1500円とお高いが専用スプレーだ。
瞬殺。南無阿弥陀仏
ついでにまたもや巣を作っていたアシナガ蜂も南無阿弥陀仏。ヒグマと違ってツキノワグマは大したことはないと思われがちだが命を落とす人もいる。アシナガ蜂も似たようなもの。
去年これに刺されて残っている薬は常備薬になっている(=花粉症のアレグラとステロイド)。
2017.6.1記