田舎、田園地帯でのゆとりある生活は誰しも望むところ
イギリスではなるべく早く、事業に成功して田舎にリタイアし、狩り、庭園づくり
、乗馬を愉しむ生活が理想とか。
日本でそこまでは無理として定年後田舎暮らしをしたいという人が多い。それを狙っての番組がテレ朝の「人生の楽園」だろう。
ところで最近若い人でそういう生活を目指す人が増えている。リタイア世代なら、一応退職金、年金(平均世帯月額24万円)で働かなくても何とかなるが若い人はどうするのだろう。
65歳まで待たないといういわば時間を買う代わりに得べかりし所得を喪失することになって生活維持・保障が難しい。日々の生活を切り詰めるとしても国民年金月額に近い月最低6万前後はいるのではないか。
アルバイトをせざるを得ないだろう。多くは便利屋的な後期高齢者がやりそうなことに従事するしかないのでは?
それでいいならいいがプライドが許さない人はどうする。
ここでヒントになるのが専業主婦の奥様が独立心とお小遣い稼ぎに行う起業形態だ。
以前東京都立川市内のある施設に仕事で通うことがあったが、駅から20分近くの住宅地にあって付近に昼食をとるお店がなく困ったことがある。
そんな折、口コミで一般の家で昼御飯だけ出すところがあると聞いて行ってみた。内容もよくお客でいっぱいだった。
その主婦にとって営業は昼ごはん時間の前後だけで家庭に与える影響はとても少ない。
なるほどと感心した。
最近住宅・店舗のほとんど見られない過疎地の道路わきにカフェができた。
その営業形態がふざけているというか面白い。何しろ土日だけ、しかも営業時間も短い。
駐車場はせいぜい3台、住居も小さい。土地は40坪あるかどうかだ。
もちろん経営者は週末だけやってくるどこかの奥様とか。
こうい形態なら月数万円だけ稼げばよいとする方にも適うのではなかろうか。