衣食住と言うが住とそれに関する庭ばかりに時間を取られ、食に関することはしていなかった。
食は生存には不可欠。土地と雨水の蓄えはあるのだから少しはやらないと。
そう思って最低限の手間で済むサツマイモのみやってみた。
用意してある畑の半分くらい。全部やるのは大変なので。
ツル返しを一度くらいやったかな。
2度の台風の合間のある日収穫することに。
期待と不安。
この2枚の総量。
山砂だけで有機質ゼロのところ、一応肥料も入っているところなどいい加減な土作りのせいか生育もいろいろ。
たき火でできた雑炭を混ぜたところも悪くはなかった。
30㎝に達する大きなものもゴロゴロ。
半年は食べられる量らしい。
甘い甘くないより食感が重要だとか。味付けでどうともなるかららしい。
一応合格。
男性で好む人は少なく、女性はほとんどが偏愛する性差は何処からくるのだろうか。
土地があると、水源がなくとも雨水をためられ、食料を生産でき、火を燃やして調理もでき、安全保障にはとても有利だ。
② 衣は? カラムシ
家庭菜園をやる人、家をセルフビルドする人は少なくないが衣服を作る人はほとんど聞かない。
無理なのだろうか?
と思ったらその材料になる多年草植物カラムシが庭にはびこっていた。
厄介な雑草と思っていたのだがご近所の人にこれがそうでかってはこれで繊維を作っていたと聞いてびっくりした。
その後、テレビで奥会津でからむし織がされていることを知り、先日10月26日の読売にも大きく記事になっていた。
衣食住すべて、水もエネルギーもやろうと思えば自給自足はできるんだね。ついこの間150年前の江戸時代はそうしていたんだし。
雑草、と思っていたカラムシの写真など撮ったことはない。撮ろう。
(ウイキペディアより引用)
今でこそしつこい雑草として嫌われる場合もあるが、茎の皮からは衣類、紙、さらには漁網にまで利用できる丈夫な靭皮繊維が取れるため、分布域では6000年前から栽培されてきた。このため日本に自生するカラムシは、繊維用に有史以前から栽培されてきたものが野生化した、史前帰化植物であった可能性が指摘されている。『日本書紀』持統天皇7年(693年)条によれば、天皇が詔を発して役人が民に栽培を奨励すべき草木の一つとして「紵(カラムシ)」が挙げられている。
2017.11.5記