コンパクトシティ-論がナウい。が、はっきりしない点が多い。
定義 本を読んでもはっきりしない。利用に否定的な人が多いがウイキペディアのものが、一番はっきりしていてわかりやすい。
疑問点 論ずる場合の当該自治体の規模があやふやではないか。
A 街中心部のシャッター通り商店街の救済、郊外の大型店規制、周辺地域への行政サービスの合理化(例:雪下ろし経費の削減)なんてことを見ると、夕張市クラスを思い浮かべる。
そういっていいのか?
B より大規模に、東京・大阪とかを言うのであれば、地方の切り捨て・一極集中になってしまう。
芸術ホール、国立競技場は東京に一つあればいいとは言えないだろう。県庁所在地に一つあればいいともいえないだろう。
ビッグシティーにとっても高齢化社会の現状ではコンパクトシティー論的に高齢者が集まってきたら医療費、介護施設の費用が巨額になってしまいむしろ来ないでくれといいたいはず。
c しかし、夕張市のように倒産シティーになってしまったら、中心部に都市機能を集積するくらいでは間に合わないし、それを進めたら住民は夜逃げ・昼逃げしていく。ある程度の思考を広域化しなければならない。
なんだか論者が現状の自己に都合のいいことを言っている気がする。
青森市、富山市の主張はしっかり見て行かないと。