(登場人物は女性だけでなく半裸の男性も。前者の方が集客性に富むとは思うが。)
小屋、畑、炭、農具、かご作りなどおよそ生活に必要なありとあらゆる技術、知恵が披露されている。
鉄器を使わず石器,土器、植物を用いている点でまさにPrimitive Lifeだ。
凄いインパクト。
(コメントを出しているのは外国人が多く、日本人がほとんどみられないのはどうしてだろう。)
これを見てしまうとTVに出てくる芸能人のサバイバルごっこ、自給自足ごっこの底の薄さ、チャラさが露呈してしまう。
ブログに出てくる小屋暮らしも多くは石油と石油製品依存の生活で、中には電気を引いてクーラー、電磁調理器生活の人もいる。
どんな生活哲学で生きてゆくか、それはもちろん本人の自由であるが「田舎暮らし」には
なっても「小屋暮らし」でイメージするところからは遠い。
ま、定義の問題になってしまうけど。
カラスの勝手です。
さて、多分、舞台はベトナムあたりだと思うが、どういう人がどういう考えで作っているのか知りたくなる。
拝見して思うところを少々。
その前に、画面に出てくる石器にについての情報を。作れそうな気もするが。
これまで森の中の生活と言うと、ノーベル文学賞と同じで西欧語を使う白人的文化下での物語りが多かった気がする。
この一連のビデオの背景はまさにアジア文化圏。映像を見ても全くの絵空事ではなくどこか遠くで、遠い昔に体験したかのような気がする。
(竹の多用は典型)
作品では同じ作業・手順の重複的映像が多い。おそらく西欧的文化だと、「前略」「第〇章参照」的になるはずだがそうはせずに丁寧な繰り返しを行っている。
これって古い仏教典に同じことの繰り返しが非常に多く見られるのと同じでまどろっこしいが、それ以上に説得力と理解しやすさをもたらしてくれる。私は賛成だ。
体系書を初めから終わりまで通して読む人など多くないはず。
ま、このユーチューブのおかげで年末年始は芸のないお笑い芸人によるおせち番組を見ないでも楽しく過ごせる。
よかった よかった。
2017.12.30記