水道水の高度浄化処理と費用
水道経営の専門家、佐藤裕弥さんがいいことを言っている。
地味目で、ネットでは出ないだろう中身だ(朝日5.18)。
主旨は、美味しい水を追求する自治体が増えているが、家庭で飲む水は1割以下。今の経済状況、人口減の状況下見直しが必要ではないか、ということだ。
全くその通り。
よく東京都は金町浄水場などで取られている措置―高度浄化処理ーを誇示しながら、東京の水は美味しいと宣伝している。
が、その手法はオゾン処理と活性炭ろ過処理の二つが中心。
このため、どれほどの電力とコストがかかっているか知られていない。
電気代の値上げであれほど話題を呼んでいながら、贅沢な水道水維持のためどれほどお金を使っているか知られていない。
お金持ち東京都だからできること。
単位容積あたりの上積みコストが出ているのだからマスメディアもきちんと言うべきと思います。