大統領選挙とバイアス
アメリカ大統領選の予期せぬ?結果を踏まえてか、急に新聞、放送局はアメリカのプア白人を描いているベストセラー「ヒルビリー・エレジー」を取り上げ始めた。
J-WAVEで津田塾大の先生が痛烈にメディアを批判した。
クリントンを勝たせたいと思うばかりに情報を自己の思うところに沿って編集していたのではないか。
誰を勝たせたい、負けさせたいと思うのは自由だがその故に記事編集を偏らせ、判断を誤まらせるのは問題だと。
まさにバイアスの問題だ。
私はバイアスという言葉は電子回路で、トランジスターのスイッチ機能を理解するところで
知ったのが先だった。
いまや、言論、政治用語になりつつある。
ところでトランプに投票したのは貧しい白人というのが通説になっているようだが、教養ある収入の低くない白人も多いようで、そこにもバイアスがかかっている様子がうかがえる。
2016.11.11記