フレンチカンカン
ある大きな自治体の公的施設に立ち寄ったら無料映画会のお知らせ。
ジャンギャバン、ロートレック、、ルノアール、ムーランルージュなどの言葉に誘惑され時間があったので鑑賞。
そしていろいろ考えさせられた。
①平日の昼間。見ている人はおじいさん、おばあさん、専業主婦ばっかり。情操豊かになってほしい若い人、勤労者は見られるはずがない。
おじいさん、おばあさん!たっぷり映画を見て情操豊かな大人になってください。
②会場は並の映画館よりこぎれいな自前のホール。金持ち自治体による箱もの行政の典型。
③どういう自治体に住むかで享受できるサービスに格差が生じてしまう。
投票の価値不平等についてはいろいろ言われるが、それ以外の世代間格差と地域間格差には甘いようだ。
<次に映画の内容>
昨今有名人の不倫が話題となるが、映画では主人公ジャンギャバンに「妻、愛人、恋人は別のこと」といわせている。歴代フランス大統領の実践は有名だが1954年と今で変わらないんだね。ベッキーの話題はフランスだったら問題にならないわけだ。
舞台モンマルトルは一人地下鉄で行ったので懐かしい。その風景は次回にまとめて紹介したいが今回は一部を。
2016.3.23記