日野の方丈庵 

2008年、行ったなかで印象深かったのは京都のはずれの山中にある鴨長明の方丈庵跡(京都市伏見区日野船尾)です。
現場を見てここは違うのでは?と思われてなりませんでした。

一人の異説ですが理由を述べさせていただきます。
①今でも完全な登山道であり、車(牛・馬)は途中までしか行けない。人力で材木を運ばせるほど財力が
あったとは思えない。あるいはそこまで手間暇のかかる場所を選ぶとは思えない。
②土質岩質はもろく、

③脇に大きな沢が流れ、土石流が何度もあったはずで当時の地形維持は困難
④現に樹齢800年どころか50年の木も見当たらない(今でも倒木が目立つ)。
⑤暗く多湿で避けたくなる場所(西行庵跡とは違う)。原文に西の方は開けているとあるがまったく見え
ない。
⑥石碑もあるが、近年に民間団体が建てたもので論拠となるのか疑問
⑦近距離にある法界寺(通称 日野薬師 国宝)その他にどの程度の古文書があるのか不明
⑧現場は突き出した大岩の上で、いかにも雪舟の絵に出てきそうな場所。しかし岩の上では柱を載せる石
を土に埋めることもできず、はたして住宅に執着心のある=知識のある者が選ぶ場所となりうるのであろ
うか疑問。またスペースもやや不足。
⑨原文には所の様を詳しく書いているが、もしこの地点がそうなら当然書かれるべきことが書かれていな
いのは不自然。
以上から、日野地域であることは別として、その中でこの地点であるとする論拠は希薄と考える次第です。

 


突き出した岩の上であり、ロッククライマーならいざ知らず、普通の者には 精神的に落ち着けないのではないか。

この岩あたりの傾斜を知るため真横から撮って見た。(写真)

ある程度の期間、住もうとする者が果たして視界も利かない陰鬱な場所を選ぶであろうか。

 

当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
こちらは絶版です。