九十九里町の作田家?

どこかで聞いた名前だ。

工学院大学の建築科教授だった中山繁信氏が著「世界のスローハウス探検隊」

で、世界の「建築家なしの住宅」24例を挙げている。

そのうちの一つに挙げられているというのは相当に価値あるものということになろう。

作田家は名主を務める傍ら、イワシ漁の網元として栄えてきた家。

特徴は主屋と釜屋の二つの屋根を持ちながらその間を土間がつなぎ、一つの建物として機能しているところにある。

17世紀末の建設というから400年位たつことになる。

教授は生活と火のかかわりについて述べる。

竪穴式住居の「炉」は調理、暖、明かりの3機能を担っていた。

時代の進展により火の機能分化が進み、かまどが主家から釜家に分離独立したものという。

川崎市にある日本民家園に移築保存されているそうです。九十九里町の失策だ。

 

九十九里町には歴史に残る古い家屋があったことと多分、歴史に残らない掘立小屋同然(失礼)の家で話題性を持っているということだ。

おもしろい!

 

小屋の前か後ろか横かに片流れでも作業のための屋根をつけると便利だ思っているが、これは考えてみれば機能分化のため二つ屋根にした作田家と同じ方向性を持つわけだ。

 

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当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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