作業場屋根にはポリカがいいと言ったが、南向きで直射日光が当たるときはその影響と対策を考えなければならない。
居住するのではないとしても夏の暑さには勝てず、半ばビニールハウス内での農作業に近いことになる。ビニールハウス内で、熱中症で命を落とすニュースも散見されるところだ。
私の場合、南向きなので元からオンデュロンにし、一部明り取りにポリカを2枚使ったが、その一部でさえ直射日光が通ると耐えがたい暑さになるので1枚はオンデュロンに変更した。かなり暗くなってしまったが耐えがたさは軽減された。
ここで屋根素地はそのままに防暑方法を考えたい。
誰でも考え、夏になるとホームセンターに並ぶのがヨシズだ。
ゴーヤと同じで窓の前に立てかけるというレベルなら一定の効果はある。
しかし、屋根に載せての防暑としては薄く隙間だらけで「焼け石に水」。
そこで提案したいのが夏季期間だけ茅葺屋根に変更してしまう方法だ。
といって、ほんとの茅葺ではない。似た素材を重ねて置くというもの。
かやと同じ素材としてはヨシ、ススキ。似たものとしてはシノ竹。これらを束にし、ひもで結んで置くのだ。厚いほどいいのは当然だが、支える構造材がどの程度の強度を持つかそれと相談しながら,ということになる。
3×4センチの角材がまばら、程度では薄いものしか載せられない。
うまくできたものは縄文式住居に近くロマンがあって楽しい。
注意は茅葺屋根はとても火が点きやすいこと。
近所にロケットストーブを使う危険人物がいるときは要注意だ。
子供の花火でも引火の可能性があるので茅葺は怖い。あくまで夏季の臨時的なヨシズまがいという位置づけが前提。
2015.4.17