作業場屋根にはポリカがいいと言ったが、南向きで直射日光が当たるときはその影響と対策を考えなければならない。

居住するのではないとしても夏の暑さには勝てず、半ばビニールハウス内での農作業に近いことになる。ビニールハウス内で、熱中症で命を落とすニュースも散見されるところだ。


私の場合、南向きなので元からオンデュロンにし、一部明り取りにポリカを2枚使ったが、その一部でさえ直射日光が通ると耐えがたい暑さになるので1枚はオンデュロンに変更した。かなり暗くなってしまったが耐えがたさは軽減された。

 

ここで屋根素地はそのままに防暑方法を考えたい。

誰でも考え、夏になるとホームセンターに並ぶのがヨシズだ。

ゴーヤと同じで窓の前に立てかけるというレベルなら一定の効果はある。

しかし、屋根に載せての防暑としては薄く隙間だらけで「焼け石に水」。

そこで提案したいのが夏季期間だけ茅葺屋根に変更してしまう方法だ。

といって、ほんとの茅葺ではない。似た素材を重ねて置くというもの。

かやと同じ素材としてはヨシ、ススキ。似たものとしてはシノ竹。これらを束にし、ひもで結んで置くのだ。厚いほどいいのは当然だが、支える構造材がどの程度の強度を持つかそれと相談しながら,ということになる。

3×4センチの角材がまばら、程度では薄いものしか載せられない。

 

うまくできたものは縄文式住居に近くロマンがあって楽しい。

注意は茅葺屋根はとても火が点きやすいこと。

近所にロケットストーブを使う危険人物がいるときは要注意だ。

子供の花火でも引火の可能性があるので茅葺は怖い。あくまで夏季の臨時的なヨシズまがいという位置づけが前提。

 2015.4.17

 

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当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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