昨今、小屋づくり、小屋暮らしがブームだ。

しかしよく考えると今に始まったことではない。

全国レベルで話題となったTVドラマ「北の国から」は今にして思えば小屋にまつわる話がとても多かった。

 

先年、富良野へ行きロケ地でいろいろな小屋を見たが、いかにも小屋づくりした小屋というのではないが、とても気になった小屋があった。

 

その構造は基本的に私の④筋交いの中に住む、と同じだ。Aというアルファベットに似た形態のフレームなのだ。もっとも私の場合、三角形の頂点はあまりに高くなるのと、鋭角部分の使い道はないのでカッとしたが。

ただし、床がなく土のままであること、三角形の二辺を垂直な柱で支えていることは同じであり、基本的に同じ構造と言ってよいだろう。

 この床が土のまま、というのはどれほど価値あることか。

1に室内で火を焚けること、2に夏の暑さをあのワンパターンの小屋*よりははるかにしのげることだ(広義の地熱による。冬の寒さに対しても同じ)。

 

*ブログ閲覧、立ち読みにより無料で資料が手に入るせいか90%は恐るべきマンネリ。それは選択自由であろうが、致命的なのは南関東で天井のない断熱材不十分の狭いワンルームでは夏の暑さに耐えられず逃げるしかないことだ。40度近い室内にはいられない。

 

 湿気対策と虫除け対策を講じることができれば、縄文人、アイヌ人、クマ、カエル、ヘビ的なサバイバルが可能となる。

次の写真で基本構造ほかががわかる。丸太を焼いて埋めた掘立基礎、丸太同士の結合は番線によっている。材木はほとんど家屋解体で出る廃材と思われる。


後に続く人を期待したい。湿気・虫除け対策にオリジナリティーを発揮してもらいたい。

 

当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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