隈氏のモバイルハウスとチョイ古道具ライフさんのDIY倉庫
今月号のビーパルに隈氏のモバイルハウスが紹介されていた。
ちなみに藤森氏の作品も紹介され、建築特集的色彩も感じられる。
建築に興味のある方は一読の価値はあろう。二読の価値は保証の限りにあらず。
両者の作品、正直に言って有名人であるが故の扱いという感じもし、私はそれほどではと思うが。
二読、三読の価値があるのがチョイ古道具ライフさんのDIY道具倉庫だ。
上二者は現または元東大教授。こちらは詳しいことは知らないがどちらかで大学の先生をされていたらしい。
私のつまらない文章より実物写真を見てほしい。
http://nobrin7.exblog.jp/24092054/
出窓?ハッチ?をポイントにしているのは同じ。
しかし、実際の利用を考える第三者からすると全体の落ち着いていて、それでいてモダンな感じは岡山がはるかに優る。
外壁の黒色(と思ったが深緑色?)と赤い鼻隠し(正確な名称は違うかも)の絶妙な配色には言葉が出ない。ここら辺、美術の先生と美術的には限界のある建築家との力量の差が出てくる。
長めの軒は「和」の落ち着きを感じさせる。
チョイ古道具ライフさんの最新のページだと思うが、自作小屋の前にあるデッキとそれを覆う天幕のデザインの何という美しさ!
撮った写真の構図自体も素晴らしく、写真自体が傑作となっている。
中に見える野鳥給餌盤?は直島での国際展覧会に出品したものらしい。あの黒川紀章も出展
しているとのこと。
2017.5.28記