トラックキャンピングカー、台車の効用、マンネリ小屋づくり
街で見かけた。
いいね。
工務店経営者による自作ではないか。
座席2列で乗車人数十分。居室はアルミ躯体+既製アルミ建具の取り付けだろう。
換気口を見てもわかるがおそらくシャワーとトイレ付だろう。屈強なボデーで全国の工事現場へ長期出張もできる。
河川敷での小屋づくりを称えるかのような一部傾向もあるが、あれは違法、不法。
こちらは合法的。無料・低料金で駐車できる場所はあちこちにある。
1年使わない物は永久に使わないから捨てるべき、というのが通説かも。
貰い手がないので使うことが無く10年たった台車。
大きな株を運べた。
猫車には先端を傾けても登載不可能だったが、台車には可能だった。
保存できるスペースがある限り有用物は保存しておいて悪くはないと思う。
新品が古く、くたびれてくると当座は貧乏くさいと感じることもあろう。が、その時期を超えるといつの日か骨董品に近づいてくるから不思議だ。
旧家のお蔵にあったおばあさんが童女時代に読んだ薄っぺらな少女向きの雑誌。有名図書館司書はそれを古書店を通じて8千円くらいで購入して喜んでいた。
そういえば台車を移動式ロケットストーブ台に使っている人がいた。
小屋づくりのブログが散見されるが、結構読者の関心も高いようだ。
初めて見る人には新鮮で興味深いことだろう。
しかし、作るものは失礼ながらほとんどどこかで見たものと同じ。悲しいほどのワンパターン。
片流れ屋根の2×4壁式構造で、ロフトが付いていて、一口で言えば鶏小屋を大きくしたもの。
パソコンには長じていても箸・マウスより重いものを持ったことのない?青少年・おじさんにとってよそ様のブログやドウーパを見て作るのはしかたないのかも。
むしろ一人でよくやりましたと褒めるべきかもしれない。
そんな中、粗削り、稚拙であっても独自のものを表現している人、あるいはプロもかなわない丁寧さで作っている人には感動を覚える。
ここで申し上げたいのがブログって限界が在ること。
企業維持に必要なノウハウ、書籍にできるあるいはしている内容はまずブログに流さないのが普通。誰も拾ってくれないものについて「破れかぶれ」、「露と消えるならネットで公開しよう」というのが一般。
たまには商業誌を見ることをお勧めしたい。
図書館は有用です。
商業写真が芸術写真より技術、真剣さで優っていると思われることが少なくないがそれと同じようなことが起きている。
広告が多くて低い評価しかしていなかったが今月号のBE-PALはなかなか良い。
ブログの水準を超えるものとなっている。
表紙だけでも魅力を感じる。
2016.2.29記