ポリカ波板屋根と両脇のR処理
ポリカ波板は貧相感が付きまとうが安価でそれなりに丈夫だし、物置や下屋にはよく使われる。
下端に見える波部分はそれだけでグレード感が低下するが、雨どいを付けるとカモフラージュできる。
もっと丁寧にと言うなら押さえるアルミ材が売られているのでそれを使うと向上する。
両脇はどうするかと言えば写真のように下の垂木を少し出るように張るのが一般ではなかろうか。
ただこれだと横から雨風が吹き込む。波板の幅が余っているなら鼻隠し的に板を張るのでなく波板自体を直角に曲げて降ろすことも考えられ、現にそうする人も見受けられる。
しかしその印象たるやもろに低級化してしまう。
そこで下方向に直角に曲げるのではなくRを付けて曲げることにすればいいのではないかと
思うに至った。
ポリカ平板を使った市販ガレージに見られるところだ。
薄めの板をステンレスネジで押さえる。
これだけで重力でうまい具合に曲がってくれる。
ただこれでは強い風でバタつく。
傍の木材をうまく使っていい角度で固定すればよい。
写真は金折れで仮固定したところ。
後で板を切って見てくれの良いものにするつもり。
2017,11,23記