3 重量ブロックとアンカーで沓石の製作

 

これまで色々なコンクリート製沓石を作ってきた。

今回作ったのは重量ブロック2段。これで約40㎝の高さになる。

あらかじめ直径12㎜アンカーを差し込んでコンクリートで連結固定しておく。

底から5㎝程度のJ部分が突き出る。この部分で土中に入れるコンクリートと連結固定することになる。

2段にすると湿気・土汚れ対策に有効。

 

 2017.1.5記

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2 風速40m対応 基礎石作り

面で風を受けるような構築物の場合、周到な風対策が必要だろう。一応50m対応を考えた(期待値)。

 

①構築物最上部近くと地上部を鉄パイプで三角形になるように結ぶ。写真は2mを使用。

 木の柱の使用も考えられるが、良質な木にペンキ塗りをしても数年で腐朽することを考えると木はコスト的に割高。亜鉛メッキ鉄パイプの方がばらつきのないこと、安価なこと、鉄は腐朽しても廃品回収されるなど優っていると思われる。

 防腐剤たっぷりの古材木は誰が引き取るのだろう?

②問題は地上部で鉄パイプを受ける方法

 短いパイプを縦に土に埋め、これと接続部品で連結することが多いようだ。

 もう少し見てくれ、完成度、耐候性を高めたい。そこで作ったのが写真のもの。工程は3つに分かれた。

1は重量ブロックの沓石化。15×39×19の重量ブロック3穴中2穴は良質な砂利を混ぜたコンクリートで充填(日曜大工用に水を加えるだけで済むという商品は石といえるのか疑問のあまりに微細なものしか入っていない)。

 また、12ミリボルトを埋め込んでおく。これで乾燥まで数日。

2 1の沓石化されたブロックをあらかじめ掘られ、石・砕石で加圧された穴底にコンクリートとともにセットする。一番下の3っつ目のブロック穴には鉄筋または番線を通しておき、フーチングに相当するブロック周囲のコンクリートと一体化させる。乾燥数日。

3 以上で一応できたが、さらに強化を図った方がいいと思われ(地表レベルに接するあたり)、ブロック下半身を番線で巻き、コンクリートを充填した。全体として底から3段の形態となる。

 写真から見えないがボルトの他方には単クランプを入れてあり、ワンタッチで単管をセットできる。

これを数mおきに設置する。   2015.3.15記


1 小屋と基礎作り

簡単な小屋づくりの基礎というと写真のような沓石を使うケースが多いようだ。

 

が、強風、台風で飛ばされる物置の多くはこの基礎。

上からの荷重に対してはともかく、地震などによる跳ね上げ、横転には弱いのではないか。大地にしっかりくわえ込むという要素が弱いようなので。羽根板も2ミリと薄く、特に上部のコンクリト被覆はとても浅い。

そこで、自作することにした。材料は次の2点(写真)。15センチ幅重量ブロック1/2と短冊金物30センチ(厚み3ミリ140円)。合わせて300円ほどだ。

 

思い立ってすぐ作れる。ブロック自体が型枠になり型枠づくりが不要となるので。

工程:ブロック下の土掘→割栗石突き固め→砕石突き固め→コンクリート打ち→ブロックを設置してブロック穴にコンクリート充填→金物差し込みという流れになる。

(水平取りは別途)

特徴①ブロック下とブロック穴内、またブロック周囲のコンクリートを一体化できる。

②その充填するコンクリートに鉄筋、結束線を入れて強化できる。

③2段にすれば39センチの深さとなる。この時は40センチの短冊を使うのが良い。

 

当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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