コンクリートテラスの製作
テラスはこれまで何種類か作っている。
1 御影石テラス
これは表参道裏のオープンカフェにも使えそう。素材としては石に敵うものはなさそう。
2 すでに詳しく述べている芝生テラス
3 テラスと言えるか不明だが下から畔シート、防草シート、砂利の組み合わせ
4 今回のコンクリートテラス
コンクリートテラスの狙い
人に見せるものではない
建造物など重いものを載せるものではない
安定した水平地盤として
一人二人の作業スペース、
テント設置場所
架台設置場所として使えるものであればよい。
注)積雪、凍結のない場所です。
時間はない、手伝いはいない、お金はない。
したがって早く、簡単、丈夫なものにしたい。
将来のモバイルハウス設置場所として6畳大のコンクリート地盤を作ったがまさに苦役。
同じやり方では早く簡単にはできない。
そこで、空ねりコンクリートを含む独自のいわば夢ガーデンタイプのものを作ることにした。参考になることがあれば幸いです。
サイズは1×2m
まず、まっすぐな板1枚を選んで水準器で水平になるよう2本の杭に打つ。
対角線が同一長さになるようにとか、水糸がどうとか面倒なことはやらない。
さぶろく板をあてて直角を出しそこに杭を打つ。
こうやって四囲を囲む板を打つ。
一度掘って空気が入った土は固まるまで年単位の時間がかかると聞いている。極力土は掘らずにつき固めて高さ調節をするように心がける。
4号より大きく割栗石よりは小さい石を並べた。
板内側に沿ってぎりぎりまで着き固めるには丸太より角型ブロックの方が便利。
空ねりの概念が不明確の様子。
セメントだけでなく砂を含んで全くの乾燥状態だと息を吹きかけただけで飛び散り使い物にならない。
プロもある程度水をかけると言っている。
ホームセンターに置いてある20キロ砂袋は穴が開いていてすでに水分が多量に含まれている。黒っぽい色がその証拠。
このままでもすでに純粋の空ねりではない。
私はさらに少し水を加え、砂利を加えて混ぜる。
それでも普通のコンクリートに比べ軽くてはるかに楽。
砂利の上に撒き、つき固める。つき固めるのが夢ガーデンタイプの特徴。この故に水不足で強度が弱くてもつき固めた砂利層の意義はあることになる。
固め終わったらもう一度軽く水をまく。
もう一つ私流が。
上の空練り層は一回で済ませずに同じことを2回に分けて行っている。1回目は1.5㎝、2回目も1.5㎝と。それだけ少しの水分がいきわたり、またつき固めの効果が増すように。
下の写真は2回目が終了したところ。
ここで時間切れ。それでも一人で驚異的なスピード。
中1日を空けて次は通常コンクリート層に入る。
最後の2~1センチは表面保護の点からワイヤメッシュ+通常のモルタルにした。
薄くても水を含んだモルタルづくりがいかに重く大変かいまさらながら痛感。
途中の写真を撮る余裕もない。左は終了時の写真。
めでたく完成。枠を外すと様になる。大型架台の設置場所に使うつもり。
足元が水平安定していると方角の変更、傾斜角度の変更がやりやすい。
なお左手前にあるのは1日で作ったブロックテラス。倒したブロック壁を引きずって持ってきて水平に設置した究極の廃物利用。
2017.4.22記