1 U字溝の製作
昨日10月6日は久しぶりの30度を超える夏のような日となった。
となると、やることは目白押し。
1 いくつも作っている太陽熱利用機器の実験とデータ取り
2 芝デッキの仕様変更と其の製作
3 U字溝の製作
モノ作りは大変時間を取られる。
夕日の鑑賞どころか昼食をとる時間もなくペットボトルや缶に入っている水、茶、コーヒー
でごまかした。
U字溝については自分で設置したいという人はちらほらいるようだがDIYで作ろうという人はいないようなのでちょっと紹介させていただく。
なんで作るのかそのわけ
雨水が流れるようにするにはシャベルで溝を掘れば済むように思える。
だが、じきに草に覆われわからなくなる(写真)。
特に自分は床なしの竪穴式住居まがいの建物を作っているので地面を通して水がしみこむのはできるだけ避けたい。
市販品は多くが60㎝、しかも仕様は自分の意図するところにあわない。
道路の端に設置するのではなく庭内部で建物に向かう雨水を避けるためなので
幅は狭くて結構だが、深いものそして長いものが望ましい。
プランは内幅5センチ、深さ10センチ以上。
コンクリート二次製品のできは結局のところ型枠次第だろう。
ウレタン塗装の合板で作ったのが下の写真。長さは約110㎝。この長さだと多くの場合1個で足りる。
さて、コンクリートを注入して乾燥。
分解して取り出そうと思ったら内側の型枠が取れない!
ジャンカを避けるためコンクリートは型枠に密着するようしつこく突いてあるがそれだけ
取れにくくなっている。
工場製品は機械の強大な力で取り外すのだろうけどそういうわけにはいかないし。取りやすいよう剥離剤をあらかじめ塗って置くぐらいか。
力任せに型枠をたたいてやっと外せた。
取り外しにそんなに手間がかかるようでは不合格、型枠仕様は要変更だ。
いいアイディアが浮かんだ。次はそれでやろう。
2016.10.7記
2 U字溝の設置 2016.10.14
できたものを雨どいの下に設置することにした。
以下の手順で実施した。
①雨水が流れるよう水準器を使って底は傾斜をつけて掘る。
②砂利をまいて突き固める。
③その上に空ねりのコンクリートをかぶせて突き固める。
一般にU字溝上面の縁は地表表面と同一レベル。
だが、ここでは周囲の土壌が流れ込まないよう地表レベルより高くした。したがってU字溝内部に入った水はその中を流れるが、入らない水もあるわけで、そのためじきに固まるであろうU字溝下の空ねりコンクリート面の上を流れるようにする。
したがってU字溝両脇には土を埋め戻さずに大粒のがれきを充填する。
201610.14記