急ぐことからとりあえず5個作って吊るしておいた。
ペットボトルを使うもの3個。市販商品(消耗品)の使用済み破損品を補修したもの2個。一番程度の悪いものがこれ。割れたものをテープを張って使用。
しばらくしてみてみると5個中4個の捕獲状況は全く冴えない。
が、1個の様子が変。上の壊れかかった容器だ。
なんだか中が黒っぽい。近づいて見ると中の液を越えてスズメバチが山積み。
いまだ経験のない捕獲状況だ。
どうしたことか。
恐る恐る中を取り出して見ると。
狭い小さな容器に数十匹。
これに一度に襲われたら即死亡!
容器による差異は自己流で作った注入液の内容の問題。
使ったものは次の身近にあったいろいろのもの中から適当に選んだ。
水,砂糖、アイスコーヒー用のシロップ、レモンティー用のレモン、ジュース各種(グレープ、オレンジ)、酢、みりん、木のみ、ゼリーその他
市販品をはるかに超える液がたまたまできたわけだが、
何と何を入れたか
その量はどのくらいだったか
吊るしてどのくらいの日数がかかったのか(化学変化、発酵があったとすれば重要)
注入液は容器でばらばらだし、記録していないので到底わからない。
二度と再現できない。
つくづく実験ノートを作っておくべきだったと思う。
理研のような高高度なものではない小中学生夏休み自由研究レベルでもそう思う。
かって雨水利用の世界的権威で国連から賞をもらった人に講演を頼んだことがある。
話しに記憶に残る2点があった。
①英語力が必要(発信の意味でか、受信の意味でか、両方か記憶にない。)
②記録をとっておけ。それを10年続ければ人から求められる有力な価値ある資料になる。
2017,9.9記
1 スズメバチ捕獲器の製作
市販されているものは1個500円ちょっと。
作ってみた。
2Lペットボトルで作るもの。検索で紹介されているものを踏襲しただけで新規性・独自性はない。
迷うのは液の作り方だ。酒類その他を何種類か混ぜて作るものとブドウ系のジュースを水で薄めるだけのものがある。簡単な後者によることにした。
ゼリーとぶどうジュースを水で薄めた。
芳しくない。かなり時間がたってやっと3匹。液に難点がありそう。
今度は他を加える。
①庭のイチゴとビワの実を砕いたもの
②グレープカルピスを少し
③さらに家の冷蔵庫からみりんを少々
(なんだか料理教室のよう)
みりんを入れるとき市販の捕獲器についている液そっくりの香りであることに気が付いた。