下屋の完成と感想
入口は板を縦に並べて黒塀テイストにして完成【隙間の間隔は12ミリ】
感想
これまで建造物は山小屋的なものから今回の下屋までいろいろ作っているが、今回の後味はかなり良い。その理由は
1 断捨離と反対でストックしておいた廃材を有効活用できたこと。
手前の黒塀と屋根の波板を受ける横桟に使った赤松貫板及び柱はすべて廃材
3m位の大量の赤松貫板はストックヤード*を作って2年ほど保管していた。
* ブロックの上に竹を井桁に組みその上に置いておいた。雨はブルーシート二重
で対処したがほとんど傷んでいなかった。
ここで使い道のない孟宗竹の活用もできている。
2 (冒頭の写真に写っているが)沓石は自作で一応の強度と足元の腐朽対策は確保したつもり
3 たまたまであるが高価なポリカ平板を1/10で取得、使用できたこと。
4 黒色塗装の全面的使用は初めてであったが悪くはなかった。
5 建築デザイナーの間で裏庭へ通り抜けできる土間が話題を呼んでいるが、通り抜け
できる下屋も悪くない。
6 細長い下屋は長尺物の保管にとても便利だ。4mの板を濡らさないで置いておけるの
は嬉しい。
2017.2.13記