ボブディランの受賞について日本の論調は200%礼賛
褒める「バスに乗り遅れるな」的雰囲気
大政翼賛会的雰囲気
ちょっと恐ろしい。
最も多くの文学賞受賞者を出しているフランスには異論が目立つ。
「年配者の自己の青春時代を思い起こしてのノスタルジーだろう」などさすが。
日本人の同調体質
異論、少数意見を述べられない体質
空気を読まずにはいられない体質
今日FM東京でこれについての特集があり、キャンベルさんと小室さんの対談があり、とても興味深かった。
小室さんが公演を見に行った時の話しがあり、なんとフランクシナトラの曲ばかりをうたっていたそうだ。
プロテストなど皮相を超えたラブを言いたかったのではないかと述べていた。
へーだ。
ディランはキリストもブッダもそして自己も否定しているらしい。
授賞をスルーしているような態度もこう見てくると納得がいく。
安易な仏教ブームへ一言言いたい人にも痛快の側面があろう。
安藤昌益のようなお人みたいだ。
2016.10.23記