トッドの「ドイツ帝国が世界を破滅させる」 ②
前回①は私見です。ここで肝心のドットさんのご発言を。
何しろソ連の崩壊を正確に予言した天才的分析家です。日本国外務省中退の某氏と違って傾聴に値すると思います。
a「アジアでは韓国が日本への恨みつらみの故に、アメリカの戦略的ライバルである中国と裏で共謀し始めている。」
b「中国はおそらく経済成長の瓦解と大きな危機の寸前にいます。」
今日2015.7.8のnewsで中国上場企業の半数が株式売買を停止したと大きく報道されています。
バブルは崩壊して初めてバブルであったことがわかると言いますが、はっきりしてしまいましたね。
氏のbの発言はほぼ1年前2014年6月です。またまた予言的中です。
このところの、そしてこれからの中国政府の動きは見ものです。
aについては既に米国もご立腹。今日はあの枯葉爆弾を投下しまくったベトナムトップと歴史的会見とか。
どうも中韓政府そろって危ういような感じがします。
(2015.7.8記)
トッドの「ドイツ帝国が世界を破滅させる」 ①
日本人は旧制高校的な教養主義の影響かドイツびいき、ドイツコンプレックスの人が多いようだ。何かと美化する人が多い。
私もどちらかというとそうだった。
しかし、よく考えるとちょっと変だと思うことがある。
①原発全廃は素晴らしいと言われる点
原発依存世界最高のおとなりフランスの送電線とつながって、いつでも足りなくなったら買えるんですけど。
日本の原発に抗議してドイツで反対運動を起こしたとか。お隣のフランスへの反対運動は起こさないのでしょうか。
②質は好くないけど石炭が結構出るんですってね。うらやましい。
③ロシアと直結するガスパイプラインが2本も入っていますね。
これじゃ安心して原発全廃できます。
参考)ドイツの太陽電池生産
車をたくさん買ってくれる中国への御礼か中国製パネルが大量入荷。
世界1の太陽電池生産メーカーQセルズが破たんし、韓国に買収された。