太陽電池を載せる架台は小さなおもちゃのようなものから大きなものまでいくつか作っている。
今回はおおきな方について。
3KW系統連系型を載せる架台はこれまで、こだわって作った木造家形架台を使用していた。
内部は次の写真。合板は一切使わず、柱は一部ヒノキも使った。
しかし屋上防水工事で、このままでは工事できないとのことで取り壊すはめに。
顔面蒼白。
もう一度木で細かな製作をする気にはなれない。
次の防水工事までの15年の間にあの世に行っているかもしれない。
もっと簡単にしてだれでも解体・整備できるものにしないと。
そこで単管パイプで作ることにした。
しかし、ネックが。
あらかじめ作ってあるコンクリート基礎12個にはそれぞれ全ねじボルトが2本出ているが,その口径が16ミリなのだ。12ミリ穴の開いた金折・接続部品は多いが16ミリのものは皆無。
ホームセンターで穴あけしてもらえるだろうと気楽に考えて聞いたら金属穴は13ミリまでといわれてしまった。
自分で刃を買ってボール盤で開けるしかないかなと思ったが16ミリのドリルは4000円、5000円の世界。多数の鉄板に穴あけをして防錆塗装する手間も大変。
困った。
そこで次のようにすることにした。
2本のボルトは防腐剤注入済+二度塗り塗装+防水紙カバー材木に通し、中間スペースにステンレスボルトで単クランプを装着する。
いよいよ単管架台に着手。単管は作りやすく、丈夫で本来アマチュア向きと思う。見てくれさえうまく処理できたらこんなに良いものはない。