名も知れぬ草を雑草と言って、雑草という名の草はないと叱られることがある。
木も同じだ。
雑木と思って長年剪定ばさみで切ってきた木がある。
どういうわけか先端に五稜の赤い花のようなものが見える。
気になって調べた。
名がわからない木の名を調べるのは楽ではない。
ツリバナと言い、ニシキギの仲間だった。
シンボルツリーにもなっている愛好家の多い木であった。
2mで1万円弱するらしい。
3本も生えていた。
野鳥よ、ありがとう。
解説書にあるように水気の多い木陰に生えていた。
明るいところに移植したいが無理だろう。
2015.11.6記