池の管理 ③ 遮光 ヨシヅから竹へ
夏の太陽光は殺人光線。
過度の入光は温度上昇や不快な藻の発生につながるので制限が必要。
ヨシヅが定番だがこれの耐候性は低く1シーズンがいいところ。もって2年だ。
価格も高くはないが安いとも言えない。小さな180×180で千円弱。
そこで竹の使用が思い浮かんだ。
役に立たない中途半端な太さと長さのものが使える。
池の上なら棕櫚縄などで緊縛する必要もなく並べるだけでよいではないか。
無料かつ耐候性の点でもヨシズより勝る。
長いものを立てかければ窓の前でも使えそうだ。その場合は緊縛が必要になるが。
2016.8.11記
池の管理 ②ろ過システムの修正
自宅池のメンテナンスに際して濾過についても考えなすことにした。
1 まずは水中ポンプの設置についてであるが、これまで水中ポンプは内側からネットでくるみ→砂利で囲み→さらにもう一つのネットでくるんで→穴あきポリ容器に入れて水中内に設置としていた。
無音であること、ごみが詰まることは皆無であったのは利点であるが、汚れた水の吸出しに障害ともなっていた。
今回、とにかく汚い水、汚物は外に出すのが先決と思うに至り水中ポンプのゴミ吸引はむしろ歓迎すべきこととしてゴミによる詰まり防止はネット1枚にした。
2濾過槽 手間と実際の効果を直視して合理化へ
だれでも当初は濾過槽に入れるろ過材の種類を必要以上に多くし、必要以上に深くするきらいがある。深くした砂利層の洗浄の大変なこと。水道水を大量使用して洗っても洗ってもきれいにならない。掃除機の紙パック的な使用の方が合理的ではないかと思われてきた。
そこで、物理濾過を前提とする①メッシュ100のステンレス網②ウールマット③ウールマット抑えと水流の分散化の意味での浅いステンレス網+小砂利の組み合わせでやってみることにした。
全体が見える化になっており、また洗浄もしくは交換がはるかに楽になっている。
なおポンプ稼働は昼間のみの15分間隔としている。
2015.8.7記
池の管理 ① 水抜きしてメンテナンス
池の水を抜くことになった。
これは本来よくないこと。周りにありったけのバケツ類を並べ、スイレン、水草、タニシなどを移したが小さな生物になればなるほど漏れが出て殺すことになる。
多くの研究者を抱える大きな公園の池でも定期的に水抜きをして、そのたびに無数の生物を犠牲にしている。
なんでそんなことをするのかといえばそうせざるを得ないからだ。
水面、水中に繁茂する水草は枯れ、更新を続けるが枯れたものは底に沈殿し腐敗に向かう。魚、水生昆虫の糞だって馬鹿にならない。
これらを放置すれば腐敗のにおいが漂うどぶ池になってしまい、今度はそのことによって池全体の生物が危うくなる。
絶えず水が流入するのでない閉鎖池の宿命だ。少々のろ過装置ではいつかは限界に達する。
その時期への到達が近づいたわけだ。
しかし、土・砂、岩、植物などを多く入れ、自然型を目指しているものであればあるほど管理は大変となる。
岩を一個づつ搬出したり、ピンセットでタニシを取り出すなど時間がかかる。
管理のみを考えるなら、何もいれないのが楽。ペットショップで水槽に砂を一切入れずエアレーションと魚しかいないものがあるのもうなづるがあまりに寂しい。
スイレンの株分け
何年も放っておいたのをまじかに見ると根が小さな容器からはみ出るような状況でかわいそう。本来一つが二つに増え、結構きれいな花を咲かせるのでこれを4つにすることにした。
正規な鉢、土は使わず代替品でローコスト仕上げとした。
・ ビニールポットの大きめの物
・ 底の石は一般的なもの
・ その上にはコンクリづくり用の砂利をネットに入れて。
・仕上げは芝生用の目土を使用。750度で焼いてあるので使えそう。
2016.8.5記