23013.11.3 東京新聞の記事は感動的だった。
気仙沼市の北10キロにある波路上(はじかみ)地区
津波が来たとき高さ20メートル近いケヤキに12人がしがみついて助かったという。
そのケヤキの写真も載っている。
芥川の蜘蛛の糸にすがる人間の姿が思い浮かぶ。
大津波の中必死に枝を掴む人々はどんな気持ちだったか。
高さ5m、長さ100mのコンクリート防潮堤は壊滅的な被害を受けたそうだ。
森の防潮堤について地元自治体に理解があっても、国交省は植樹に金を出そうとせず、林野庁は減殺効果が少ないマツを植えようとすると宮脇昭氏は嘆くとある。
高さ10m、20mの広葉樹林は皆で手分けしてただで作れる。
海と山のつながりを壊さず
豊かな生態系をつくりだす。