木と延焼実験
ある高名な植物学者がタブの木など肉厚の葉は水分を多く含むので延焼防止効果があると言い、それが定説になっているが、私のタブの木を使って複数回実際に燃やした実験では逆だった。
今日はカナメモチで実験を行ってみた。
切って日が浅く、肉厚の葉に青さが残る。
葉の付いた枝を載せるとまるでガソリンを撒いたように音を立てて燃え上がる。
怖いほどだ。
ロケットストーブなど比ではない。
肉厚の葉は油成分を多く含み、助燃性すら持っているというべきではないか。
火が過度に大きくならないようセーブしながらの材料投与であったが炎は高さ2mほどになり、火の粉も結構出た。
セーブできない木立だったらどうなるのやら。
広いスペースで風下100m位が畑と水田という立地条件でなしえた実験。