⑥防湿土間コンクリートで耐震補強
遅々として進む防湿土間コンクリート打ち
今回は奥行き45cm×数メートルだ。真中に柱の基礎があるので少々面倒。
1層目のコンクリート打ちが終わって、2層目に入ろうとしたとき、またまた考えが浮かんだ。
そのままコンクリートを張るのではもったいない。
そうだ竪穴風住居の構造強化に役立てようと。
これまた独自だが室内に1.2mの高床式スペースを作るので(ロフトまがい)登る梯子が必要になる。梯子を上り下りの目的だけに使うのでは脳がない。
震度8~9に備えての補強手段に用いよう。
梯子の足元をただコンクリート床に乗せるのではなく、浅くても一定の広さのあるコンクリート床に緊縛連結させ倒壊防止の柱機能も持たせることにする。
そこで
1 ステンボルト直径8~10㎜ボルトをコンクリートに打ち込んでおいてこれと梯子足元両側を金具を介して連結することにした。
2 2.7mmワイヤメッシュでは弱いので手持ち6ミリ丸棒も加えて置く。
左右の薄い貫板はボルトの位置と深さを図るための仮のもの。
できた。
乾いたら貫板を75㎜の柱を使うはしごに変える。
直下型地震で屋根が落ちてもぺちゃんこにならないよう支えて人間を保護してくれればよい。
床なしの室内は縁の下に住んでいるのと同然。
事後的工事がやりやすく
シロアリが発生しているか否か日々目視できるのでいい。
ここでは入れてないが冬季の断熱を図りたいならコンクリ土間下あるいは中間に分厚いスタイロホームを張っておけばよいだろう。
スタイロホームはシロアリに弱いとされるが仮に発生しても発見と事後的対応は取りやすい。
2017,3,31記