黒川紀章氏設計 国立新美術館(東京・六本木)
黒川紀章氏設計 国立新美術館(東京・六本木)

黒川さんて若い時から有名だが設計も人柄もあまり好きにはなれなかった。

就職したての頃、職場で彼の事務所に何かの依頼をしたらしかったが、彼と大学の同窓に当たる上司は何かの提出物に対してその仕事ぶりを怒っていた。

何の理由かわからないがへーと思ったことが思い出される。

 

長い年月が経ち、離婚して女優と結婚したり、選挙に出て落選したりと相変わらず。

そのままの固定的評価で終わると思っていたが、何かの拍子に小さな設計の写真を見るとずいぶん若い時と違っているように思われてきた。

そして、冒頭の国立新美術館!

感動を覚えた。

美術や建築デザインの分野ではその表現するものは運動選手の運動能力と違ってどんどん進化と深化が可能なのだ。

黒川さんは晩年になるほどいいものを創り出しているような気がする。

歪みの外観でありながら安定感と和の趣を感じるから不思議だ。


内部は木張が多く(この点は九州国立博物館に近い)、冷たさは感じられない。

孟宗竹を植えてある中空の中庭もある。

全館隅々まで集中していい仕事をしている。

その点で前川國男氏の東京文化会館に似ている。

遺作にして最高傑作ではないか。安藤さんを超えていると思う。

 

中にはただで入れる。

窓に向かっている椅子に座ってぼんやり外をながめるのも良い。

 

2014年12月、事務所は経営破たんしたとか。有名建築家が亡くなっても事務所として存続しているところが多いのにどうしたことか。

      2015.5.7


 

当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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