三次元的造景の愉しみ
それまでアパートマンション住まいだった人間にとって庭を手に入れることは無上の快楽。
庭を舞台にバラ、芝生など園芸に勤しむ。
あるいは家庭菜園に励む。
体を使ってリアルに生命あるものを育めるなんて無上の喜びだ。
何と心地よい疲労か。
これらは土地の二次元的活用だ。
三次元的造景を加えると奥行と深さを醸し出し、味わいは質的に変化する。
上の写真は深山?に見えるが、元はさほど広くないあっけらかんの南向平坦地。
土を盛った=これを築山という人もいる。土塁とも言える。
30センチの高さで印象は変わる。
生物の様相も変化してくる。
日影ができ、乾燥地と湿潤地ができる。
陰翳礼賛だ。
今回、その築山というか起伏に巻道を作った。
人一人がやっとの幅,全長4mか。
また面白さが増した。