夏と言えば緑陰
秋の紅葉に負けない魅力を持つ。
いや、見る楽しみより酷暑の中エネルギーなしで心地よく過ごしたいという願望に叶う点で優る魅力かも。
そうだ自分の庭にだって作れる。
茂りすぎた枝葉を整理して、置こうと思えば置けるベンチ、テーブル、ハンモックの似合う緑陰スペースを作ってみよう。
少し前に戻って経過を。
庭から家屋・送電線といった人工物のない風景をひとり占めするかのように見られるなんて。
何という幸せだろう。
著名な探検家で著作家の某氏は鎌倉に家を建てるにあたって田舎に住むと冒険・探検、そこまでいかなくても旅に出る気持ちが萎えるのではないかと危惧していた。
その危惧は正しいと思う。
あまりにも別の愉しみが増えてしまうので。
低い山を見ていると千年前の東山、嵐山、小倉山はこうだったのかもとも思えてくる。
足立美術館の庭の背景となっている低い山にも近い。
2017.7.21記