北海道ガーデン街道と紫竹(しちく)ガーデン
時折、この老婦人のお姿を雑誌で拝見する。
さほど歴史は長くないというか短いが、ずいぶん隆盛で近頃は「北海道ガーデン街道」の一つとして脚光を浴びている。
北海道ガーデン街道とはうまい。
実にうまい観光施策だ。
八つのガーデンそして北海道にとってもヒットと言えるだろう。
旭川~富良野~十勝までの200キロのルート。
何もない寒村が線で結ばれ、活きてきた。
ドイツロマンチック街道を想起させるネーミング。
街道ならその間距離が遠くても文句を言われない。
1200キロ歩かせてもおこられないのが四国遍路。
長いルートで時間とお金を費やしてくれる。
マラソンには競技場は不要。
街道ツーリングには過大な設備投資は不要。京都のような密度の高い歴史や建物も不要。
愛する庭のほかには道とWCがあればよい。
北海道と言えば中標津のランチウェイも脚光を浴びている。
当初の発案者をほめたい。学校秀才は地元愛の人に勝てない。
全国の自治体(県レベルかな)もこのあたり参考にしたらいい。
コンパクトシティー論よりずっと前向き。
2015.9.2記