豪雪とエネルギー そして竹ストックヤード
福井の豪雪で裏道に除雪車が入らず大変なことになっているというニュースがあった。
出てきた主婦は「うちは電気だからいいけど(オール電化の意味か?)、配達のないご近所は大変」と言っていた。ご近所とは灯油かプロパンガス利用の生活者のことか。
今冬関東は豪雪に関してはほとんど無風だけどいつもそうとは限らない。
北関東を襲った豪雪はたった4年前のこと。今回そのことを京都大学の先生も口にしたし、当時は全国ニュースだったのだ。
そしてその時は停電が長かったことを記憶する。
電気の来ない電気こたつで震える老婆のニュースを見た記憶がある。
ライフラインに依拠する電気は系統系のトラブルで、灯油等は配達系のトラブルで万事休すということになる。
こういうことを考えると七輪、ストーブも意義があるが、薪その他の燃料ストックがどのくらいあるかで決まってくるだろう。
高価、面倒、危険なもののストックは限られてくるはず。
裏山、ご近所に竹がはびこって困っているという人が多いが燃料として考えると貴重な資源だ。
竹は必要な都度、非力な「女子供」でも一本単位で切ることができる。
チェーンソーなど不要。のこぎり1本でキレる。
あらぬ方向に倒れたとしても多い枝葉であちこちにぶつかりながらゆっくり倒れてくれる。
重量も木に比べるとはるかに軽量で死に直結ということはまずない。
1年単位でまた生えてくるというのは燃料として考えると最高
自家製油田と言ったらいいすぎだが。
そんなことを考えて竹ストックヤードを作ってある。
短くせずに長いまま重ねられる点でも好都合。
幸いにして使ったことはないが、また2倍に増えそうなので1年ぶりにシートを外して風に当てた。
2018.2.18記