2 枝葉の利用と嵯峨野
嵯峨野の竹林の写真が見当たらず探してやっと見つかった。
いつ行ったか記憶から消えていたが、大変な年に行っていたのだ。
2011年3月だ!
帰った日の夜、DASH村制作会社から長々と電話があり、その数日後福島の原発メルトダウンとなり、DASH村は二度と行けないところとなった。
竹林の話に戻ろう。
まずは写真を。
この垣根だ。
アップしてみる。
上下2段の竹で割と素朴に枝を押さえている。
ただこれだけではよくわからない。
一か所裏を見せてくれているところがあった。
なーるほど。表裏2本の横にした半割の竹でほうきを逆さにしたような枝を挟み(上下2段)、これらを表から見えない杭で支えるというものだ。
これだけで今や世界からくる観光客がその幻想的な姿にうっとりする竹の道ができるんだ。
これなら時間を掛ければ何とかなりそうだ。
けばけばしいLED照明ロードよりはるかに上質。
日本中の垣根が嵯峨野風になればいと面白し。
今一度竹林の姿を
1 孟宗竹と枝葉
竹の幹についてはいろいろな利用方法が考えられている。
竹細工、竹炭、農業・園芸資材など。
最終、燃料に。それも無理ならたき火で処理。
枝葉についてはプロはともかく素人DIYで発表する向きは目にしない。
葉は良質な腐葉土になると言われているので問題はないが困るのは細く固い枝だ。
2年経っても固いまま。山3ッつぐらいにして竹の間に置いておいたがうっとうしので移動。
思いつくのはそのまま束ねて長さをそろえ、竹ぼうきにするくらいだ。ちょっとやってみたがこれは何とかなりそうだ。
が、1本あればよい。
思い出すのが、今、紅葉で大混雑であろう京都嵯峨野の竹林だ。
この細い枝をうまく使って風情ある垣根にしている。
かなりのテクニックが必要なようだ
感動して近接写真に撮ったが見つからない。
ともかく撤去してすっきりした。