竹で始まるわらしべ長者?
孟宗竹って迷惑施設ならぬ迷惑植物視する傾向もあるが必ずしもそうではないと思う。
・ユーチューブで拝見した東南アジアの原始的生活は竹への依拠が中心の感じすらするし、
・3週間前くらいのTV番組は嵐のメンバーとお笑いの計3人で南房総の300年続く農家へ赴き、小豆を収穫してあんこやあんころ餅をつくる内容だった。
そこでおやっと思ったのがその農家はかまどの燃料に割った竹を乾燥させて薪として使っていたことだ。
田舎暮らしの人が定番のように示すチェーンソーで木を切り倒し、玉切りして棚に並べてかなりの期間をかけて乾燥させ順次使っていくというサイクル、面白そうだが大変そう。
竹は毎年生えて来、乾燥もずっと簡単。チェーンソーで生命の危険を感じながらの切断というリスクも圧倒的に少なくて済む。
考えようによっては何処でも、だれでもタダで取得できるサステイナブルな燃料といえるのではないか。
ロケットストーブと言うチャラいものではなくかまどをガルバ鋼の下に作って全天候型燃焼装置にすればずっと役に立つ。
・秋田杉は銘木だが食べることはできない。竹のこはたべられるという稀有な特徴を持つ。
タケノコと物々交換
当方のささやかな竹林
毎年、たくさんタケノコが生えてくる。
が、食べない。
邪魔になるので蹴り倒すだけ。
或る時知り合いがタケノコを採りたいといってきたので、「どうぞ」と返事。
お礼にと、缶ビールを半ダースくれた。
が、当方酒は飲まない。家族も飲まない。
困った。
ある日、通り道にある建設会社の資材置き場に撤去した建築資材が見えた。
その中に雨水貯水に使えそうな床下収納ボックスがあった。
ダメもとで譲ってもらえないかと聞いたらいただけることに。
かくてタケノコ→缶ビール→床下収納庫2個と価値あるものへの価値転換となった。
さあてどう使おうか。
2018.1.23 記