1月9日のニュースでトヨタのレンジエクステンダーに触れる発表があり、話題となっている。
レンジエクステンダーEBとはEB自動車に発電用の小さなエンジンを載せ、EB自動車の航続距離の
拡大をはかるもの。緊急避難的バッテリー上がり対応にもなる。
http://president.jp/articles/-/23152
これについてはさっそく各方面からのコメントが寄せられているのでそれを読んでいただきたいが、私
が注目するのはこの方式はマツダのロータリーエンジンなど既存開発済みのエンジンを活用でき、エンジン
関係の膨大な生産者の雇用維持につながる点だ。
BMWではオートバイの小さなエンジンを使っているらしい。
日本にはロータリーエンジンのほかホンダ、ヤマハ、カワサキの優れたオートバイエンジンがあるではないか。
大変面白い動きだと思う。
重く高価なバッテリーをたくさん積んで充電時間に多くの時間を取られるテスラの考えより日本的ですらある。
もはや枯渇がなくなったといえるガソリンをサブとしていつでも使えるのは心理的にもとても安心だし。
ハイブリッドとは違う手法で経済性も狙える。
案外この線で落ち着くかもしれない。
2018.1.10記