34℃での庭作業 ⑤1日を振り返って
休みを何度も入れながらだが所期の予定をこなせてうれしい。
気力と裏付けになる体力も一応はあったことになる。
この片方、あるいは双方がなくなるときは終活に進むべきことになるのか。
ご婦人から野菜をいただく。
夕刻近く、ご近所の神奈川から移住された独り住まいの老婦人が見え、「よくやるわね」とあきれながら野菜を一袋いただいた。
この方、野菜、草花について卓越した知識を持ち、鎌の使い方も素人離れしている。
作っている庭も絵のように美しい。
歌舞伎役者と同じように小さいころから幼児教育を受けていたのでは?つまり農家の娘さんだったのだろうと長いこと思っていた。
立ち話をしていると話が進み、父上は歌会始で選者をしていた歌人とのこと。T大図書館がどうのという話しも出てきた。予断はいけませんね。
もちろん農家も歌人も立派な生業でその点は何ら異なるところはありませんが。
青い渋柿が目に付く。
柿渋を作るべきか。また症状が。
2017・8・27記
34℃での庭作業 ③太陽熱エアヒーター試験稼働
本日3番目の予定。
押せ押せになってしまったが、やっと実験。
夏の熱い時に暖房とはミスマッチだが仕方がない。
上の通気口にDCファンを付けて排気、下から吸気する。
本来は両方とも室内と連結するが今日は戸外で。
外気の吸入状況は蚊取り線香の煙で判断することに。中学生か小学生の自由研究レベルだ。
スイッチONにするとスーッと引き込まれる。
一安心。
中に何秒滞在してから排出されるかわからないが、一応13℃くらいは温度がアップしている。今、家屋内用に使ったら室内熱中症患者発生機になってしまう。
冬季、外気温10℃の時に20℃になれば御の字だけど、そんなにうまくいくかは不明。
34℃での庭作業 ④土間に大谷石投入プラン
4番目の予定作業となる。
地中熱を取り入れるため断熱材を入れないでコンクリート床にしつつあるが、コンクリート面が増えるに従いなんだか地中熱を感じられなくなっている。
コンクリート面で地中熱を遮断してしまっているのか不安になる。
これ以上のコンクリート敷設はやめよう。
とりあえず次のブロックは大谷石と山砂でやってみよう。
大谷石は厚みが15㎝あるので、必要な20センチ弱を掘って土を搬出する必要がある。大変だった(これは前に終了)。
今日は深さを計測するための冶具を考案してそれを用いながらの調整を行った。
しかし一日中土木建設作業員の生活だ。
34℃での庭作業 ➀草刈 ハイブリッド車、サツマイモ
今年の夏は梅雨入りの時期も変だったし、8月に入っても長雨と低温続きでおかしかった。
21日の週に入ってようやく夏らしくなったが今度は其の暑さが大変。
そんな中、「今日は34度、35℃になる」と天気予報がしきりに警告するが、やることが多く覚悟の上終日庭仕事をすることとなった。
1 まずは草刈。
長雨の後の猛暑ということで生育が著しい。
放置も手だがそうすると次の草刈りの時、石、コンクリート、背の低い庭木と見分けがつかなくなり、面倒になるので敢えて実施。
ミニ校庭のような直射日光をもろに浴びるところで長袖、長靴、手袋、帽子を着用しての草刈り作業は過酷。
茂っていたところではヒュウガミズキという小さな花木を誤切除してしまった。
目に見える成果は達成感がある。で、給油した1回分がほぼなくなるまで草刈を継続。
終わって体が熱くなり所さんのようになる危険も。と言っても冷房はないし。
そうだ、車の冷房で冷やそう。
これまでどんなに暑くても扇風機と水で体を冷やすしかしていないが、さすがに34℃、35℃の作業なので特別扱いとした。
車は全天候型、完結型避難場所になることに改めて再評価。
ハイブリッド車はクーラーをかけてもエンジンがかからず無音なので気が楽。
バッテリーが減ると自動的にエンジンがかかり充電が終わると自動でエンジンは止まる。車中泊にも向いている所以だ。
サツマイモは今夏当初の水不足、そのあとの冷夏まがい、現在の猛暑を乗り越えて元気。
連作も効くしロシア・ダーチャのジャガイモに相当するものとして何はともあれ個人でできる食糧安保として有用。
岩崎弥太郎生家の土間にあったサツマイモ保存用の穴を想い出す。
34℃での庭作業 ②雨水用濾過バケツの製作
体のクールダウンが終わったので次の作業に着手。
なお車の冷房はこの後利用せず扇風機と水のみ。
この場所の雨水(ミニログ屋根)は口にはしないし
食器洗いなど間接的にも口に触れることには使わないので濾過要素は希薄(初期雨水排除のみ)。
ところが100円ショップでふた付き黒色バケツを見つけ、やる気が出た。
思うに雨水は本来浅井戸水よりはるかにきれい(肥料、農薬、防腐剤、洗剤等の溶け込みなし)。
貯水タンク水悪化の原因は二つ。枯葉、ボウフラなど有機物の混入と太陽光による藻の発生。
ふたと黒色の樹脂はこれを防いでくれる。
100円のバケツ以外はすべて手持ちの材料を使用。
ふたにはVU50用の丸穴あけ。
ろ材に至って簡潔に大きな石、細かい石、ウールマットの三種類とした。
これでも庭の植物用には贅沢かも。
2017.8.25記