⑪金地院
南禅寺の方に比べると人はずっと少なくなる。
よほど庭好きか歴史好きの人でないと初回でここまで見ようとはしないかも。
私も南禅寺は行っているがここは初めて。
何しろ小堀遠州作で日本の10大庭園の一つなので期待感は大きい。
ウイキペディアの説明は次のとおり
金地院(こんちいん)は京都府京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の寺院。小堀遠州作の庭が国の特別名勝に指定されている。 南禅寺の塔頭の1つで、江戸幕府の法律外交を担った僧・以心崇伝が住したことで知られる。 僧録司が置かれ一塔頭寺院に留まらず江戸時代を通じて五山十刹以下全ての住職の任命権を持つ事実上の最高機関とされた。また10万石の格式を持ち寺大名とも呼ばれた。
家康の遺言による3つの東照宮のうちの一つがあり幕府による増改築が度々される。京都三名席の茶室がある。
見た感じでは、方丈とその前の庭はさすがに小堀のものでいいと思う。
それ以外は狭いところに東照宮其の他をあれこれ詰めすぎていてゆとりがない感じがする。
で、小堀作の庭を中心に
まずは右端から見たところ。人が少ないので落ち着く。
右奥に走る石畳も魅力
中央部分 背景の植え込みが絶妙
方丈の中から見た処。そして廊下の上に掲げられている書
庭の解説【詳しくは拡大で】
左端から庭を見たところ
せっかくなので金地院内のほかの様子も。
番外編 あっ 何有荘だ
駅から金地院に向かう風情ある細い道を歩いていると何やらゆかしい門がある。
NHKの報道もあり、最高裁まで争われた高名な庭園何有荘だ。
外国人のものになっているとか。
確かなことはわからないがすごいらしい。いつか見たい。
2017.1.17記