太陽熱エアヒーター(空気加温)の製作
理屈は後回しにまずは作ってみることにした。
考案と製作で数か月くらいか。
本、ブログ等参考にしたものはない。独自に考案したものなのでその限り日本初、世界初ということになる。
その構造・中身は工業所有権保護の観点から割愛。
実験第1回目
外観(これはありきたり)と実験経過を。
実験日 2017.3.25 午前
天気: 曇りではないが快晴でもない。まあまあ実験できる陽ざしと言える程度
ドキドキする。
普通、太陽熱利用というと暑い夏に行う。今、3月だし。
外気よりどのくらい高くなってくれることやら。
おや、立ち上がりが早い。
3分で外気+10℃
17分で +33℃
44分で +54℃
ここで動き始めた絶滅危惧黒メダカの泳ぐ池の手入れをして戻ったらなんとHI表示。
あちゃー
このICタイプ温度計は70℃で表示はアウト!
もう一つある(安価な中国製)温度計は精度は低下するが70度以上でも表示はするので交換して再開。
何と90度越え! 外気+74℃オーバーだぜ!
ソーラークッカーでバラボラアンテナタイプの反射鏡を使って一カ所に光を集めるタイプなら可能だがそういう機能など全く用意していないのに何でこんなに高くなるのだろう。
温度計がくるっているのか?
傍にへばりついているのも大変。最高、最低温度を記録してくれるでそれに任せて外出。
帰ってみたら、98℃を表示してすぐおかしくなってしまった。
Icタイプのものは先端センサー部だけを入れても長時間に及ぶと伝導で本体に熱が伝わりダメにすることがあるようだ。
安物はだめだ。安物ならバイメタル方式の方がよいのかも。
実験第2回目2017年4月3日
天気 あまりよくない。ときどき晴れ時々くもり
今度は単純ながら安定している水銀棒状温度計も用意。
デジタル温度計が100度を越えている!ホンマかいな。
棒状アナログ温度計でも97℃を表示
安物デジタル温度計もそんなにでたらめではなさそうだ。
デジタル温度計の先端センサーは内部の固体に接触するがアナログの方は空中に浮かせているし、後ろは外に出ているのでその差もありそう。
95℃越えなら料理もできるだろう。
面白くなってきた。
計測は面倒だし,精度の点でもいまいち。
しゃしん5種のうちタニタのもの(黄色)
と棒状がまとも(国産)。
PCと連結して記録できるデータロガーを買うかな。3万円もするし、迷う。