アスファルト系波板屋根材の劣化2
小屋づくりって作る最中は本人も見ている人もワクワク。
だけど出来上がると製作者さんは目的喪失になってしまうのか無趣味の定年退職者同様に無気力感漂う人になってしまうケースが少なくない。
農業、園芸、家具作り、調理その他日々の日常性の中で創造性を見出せるようにしないとやばいぜ。
見出せなかったら外で働くのが一番だと思うけど。
ところでマニュアル通りに作ったとしても、それは経年による審査を経ていなく、いまだ完成・完結とは言えない。
ある大手民間企業で研究職にあり、その後高専教授になった人が、開発してできた!と思ってもしばらくすると予期しない結果に見舞われがっかりすることがしょっちゅうといっていた。
同感だ。
5Wミニ太陽電池パネルを屋根に載せるためはしごを登ってみると
1 色落ち(これは前述)
・黒色になっているので40度の夏は太陽熱吸収加温屋根となるわけだ。
(高温過ぎるためかスズメバチが巣を作らないのは助かるが)
・溶けた化学物質の濾過など砂利やウールマットでは不可能。
2 へたりが目立ち中央がへこんでいた。
横さんの数を増やせば済むのかもしれないが足を載せると山部分が柔らかくなっており変形する。乙女の肌が老婆のそれになってしまっている。
現時点での総合評価はポリカの波板より劣ると言わざるを得ない。
他素材への張替も遠くない。
2016.6.19記
1 屋根の耐候性(色落ち)
それなりの魅力があるのでフランス製Oを2か所の屋根材とした。
10年たち、緑色はこうなった。
緑の屋根のおうちは黒い屋根のお家となりつつある。
もう一つは次の写真。
左隣はそれより2年くらい前に建てたコロニアル屋根。
どうしたものか。
ローラーで塗るしかないか、いやそれは手間がかかり効果の方も未知。
一般住居でも塗装は10年で再塗装を要するとされるので色落ちだけで、他性能に(防水性能など)悪影響がないなら是認するしかないか。
雨水利用するなら再考した方がよいと思う。樋が屋根色に染まるので。