3 基礎補強・耐震補強     2015.12.5記

 

脆弱なブロック基礎について残る一面の補強をした。

10㎜の異形丸鋼と2.7㎜ワイヤメッシュを使った。

DIY資材というと圧倒的に材木。だが、強度が欲しい時に鉄筋コンクリートを使うとずっと楽になることがある。

鉄筋コンクリートと聞くとあきらめる人が多いがその必要はないです。型枠さえ作ればある意味木工事より簡単。問題は鉄筋の処理だが、鉄筋カッターを用意すれば自由に作れる。

購入時の価格は14000程度。部屋内においておけば永年使用可だ。

下町ロケットじゃないけどモノづくり(職人でも農業でも土木工事でもなんでも)に道具は不可欠。

 断捨離とか言って部屋をがらんどうにして生活できるのは文屋、事務屋さんで家に仕事を持ち帰らないで済む人、都市的文明の恩恵(電気とパソコン)享受だけで何とかなる人だけでは? ご近所のコンビニ等での旺盛な消費・購入を前提にしないと成り立たないのではなかろうか。ま、余計なお世話でしょうけど。

 

 注)電動ドライバー類は使用頻度にもよるが私の場合、バッテリーはスペアバッテリーも含めて3~4年くらいでダメになる。バッテリー単独で購入しても高いのでその都度セットを購入することになり、充電器、本体だけがいくつも残ることに。数年に一度の使用でも劣化しない道具は無駄にならないと思う。鉄筋カッターはその一例だ。


今回、基礎補強コンクリートにステンレスボルトを埋め込み、筋交いを下支えする金具を固定した。

                2       小屋のメンテと耐震補強                                      2015.11.3v2補

 

 

今、都市部の水準に達するファミリータイプマンションは平均的なもので4000~5000万円程度だろう。

それが傾いていたとなれば心中穏やかでないのは当然だ。

自分の一生は何だったのか、とまで思うことにもなろう。

 

写真の建物、小さく(6畳)安価なものという意味で「小屋」と述べるが、価格は100分の1程度だ。

それでも、これまで固定資産税を払っていたが、今年から不要となった。

評価額が課税基準以下になったためだ。

10年もてばいいと言われたが、腐朽せず、シロアリにもやられていない。

ブロック2段積みがよかったのかもしれない。

 

こうなると逆に愛着がわく。固定資産税0の小屋を大切にしたくなる。

 

そこでメンテナンス。

①壁を水とたわしで洗浄。

 小さな家は良い。脚立で可能となるのだから。

 木の家は良い。ポリカのように長くて10年ということはないし、コンクリートと違って簡単に穴あけができる。

②塗装の塗り直し。かってはキシラデコールを使っていたが高価でしかも頭痛を引き起こすので国産水性ステインに変更。

どうも塗った感じはキシラデコールそっくり。各社これを基準に作っているようだ。


次に耐震補強

①ブロック周りをコンクリート補強

②バッテン筋交いを入れた。この部材、太陽電池架台を解体した時に出た廃材のため無料。

ステンボルトや12ミリZボルトは役に立つ。軽薄的断捨離ブームは嫌いなので此の点でもうれしい。

 

これで20年はもつ。次のメンテは屋根材の交換かな。50万の家を30年使うというのは実に楽しい。

 

 追記

 先日、断熱ドアの新聞記事を読んだ。ドア一つで40万円のぼったくり価格。つくづくばかばかしいと思う。 

 500万円とかいうオフグリッドシステム(商用電源を使わない独立型太陽光発電)と同じだ。

 日本の「環境」「高性能」を売り物にする高価なぼったくり商品→そこの隙を狙う中国の価格破壊商品→席捲。この繰り返しだ。

 第3世代プリウスが爆発的に売れたのは思い切った低価格にして割安感が出たために他ならない。軽自動車のごてごての高いものは170万円。プリウスの無駄を省いたものは205万円だった。

 

2015.11.3v2補

 

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               1 基礎工事不良と建て直し                           (2015.10.17記)

 

旭化成へーベルハウスは茨城県常総市の洪水で評判を呼んだ。

が、自社子会社が三井のマンション建設下請け工事でとんでもないことをしてしまった。

VW事件と似たようなもんだ。

建て直すらしいけど、アネハ事件では、マンション建設企業は倒産している。その居住者はどうなったのだろうか。

教訓は、マンションを購入するなら建て直してくれる可能性のある大手がいいということか。

中小会社の建売は売れなくなる可能性が大きい。全建築業界にとってマイナスとなろう。

 

災害だけでなく、施工不良も考え合わせると、家に大金をかけるのはつくづく空しいと思われて仕方がない。

賃貸住宅や所有するにしても小さな家ならこういったリスクを軽減してくれる。

 

私の中古の軽自動車並みの小屋は、発生損害絶対額の少額化を保証してくれるが、その小ささは一人での思い付き的補強策を講じることも可能にしてくれる。

 

DIYで事後的補強をしている。

基礎は2段ブロックだが、あまりにお粗末なのでその下を掘りコンクリートを充填した。

また、両隅は重量ブロックと防腐剤注入柱を当てた。



 (2015.10.17記)

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当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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