亜鉛塗料を使ってみて 2015.10.15
以前、期待を込めて記事を書いた。
亜鉛末をたっぷり含む塗料を塗るのだからどぶ付メッキに準じる効果が期待できるのではと。
鉄アングルのさびを常識的程度のレベルに落して塗って数か月。
がっかり。
さびが浮かんできている。
「後から塗ってもあまり○○○」と大手ゼネコンの建築士が言ったとおりだった。
製品の説明書を読むと、「さびは完全に落せ、十分な厚さの塗布が必要」と書いてある。
完全に落すなどデスクグラインダーを使わない限り無理に決まっている。機械でさび面を削って鉄の生地を出せるなら、通常のさび止め+油性塗料で十分ではないか
もう一つ、というかもっと不快だったのが、高価な塗料なので大事に使って残りを保存していたが、しばらくしてふたを開けたら空っぽ同然。
私の長いDIY塗装人生でこんなことは初めてだ。恐ろしいほどの揮発性大。
並みの締め方では不足のようだ。
二度と使わない。
単管パイプ接続部品とサビ 2015.5.30
なぜか単クランプや直交クランプなど単管パイプ接続部品のネジ部に最初に錆が出て目立つ。
なぜだろう。
考えられるのは
①ネジには山と谷がある。各段に踊り場があるようなものなのでそこに水がたまり、なかなか抜けないから。
②ネジ一段一段は薄いので、同じ電気的処理を施すといえども、ミクロン単位でみると平面部分とはメッキ厚さが異なってくるから。
対策
単体価格は150円くらいなので錆がある程度まで進んだら交換した方が割安とも考えられる。
しかし交換の手間が大変。特に屋根・屋上に設置してある場合は。
そこで錆が出ているいないにかかわらずそこに亜鉛防錆塗料を塗るということが考えられる。
メーカーは次のように答えている。
A:建築金物でよく見かける光沢クロメート(ユニクロ)や、有色クロメート(虹色がかった金色)は処理皮膜が薄い為導電性が概ね認められるのでそのまま塗装可能と思われます。
塗ってみた。