あるところにひときわ立派なログハウスが建てられた。

分厚い板、二重窓、ロフト付き(おそらく)で事実上3階建て相当の高さ。

施主はかなりの富裕層に見受けられた。

新築当時はライトカーキ色が光り輝いていた。

 

ところが建てて10年くらいになろうか。

どういうわけか再塗装はされていない。

外壁というかログ板の劣化が目立つ。

一部手遅れも見受けられ、他人事ながら心配になる。

大工さんに聞いた話だが、日本の多湿気候では毎年1回の塗装が望まれる。

できれば半年に1回。

 

費用を考えるとぞっとする。あのキシラデコールはとても高い。

この表面積だったら半端ではない価格になるだろう。

自分でやろうにも高さがあるので、素人のはしご塗装はとても危険。

3年に1回にしても足場を組んでの業者施工は富裕状態が存続していない限り無理だろう。

DIYメンテナンスを考えると建物は平屋に限る。

私のおんぼろログハウス、板厚も厚くなく、心もとない。しかし、平屋で小さいのが救い。

はしごをかけ、低価格塗料を使っての何度目かの再塗装を行っている。

 

草屋根のログハウスをいくつか展示してある北欧の公園に行ったことがあるが、多くのログハウスは腐朽していた。

日本の式年遷宮も技術の継承というより無塗装の建物を良好な状態でいられるのはせいぜい30年なので、そのあたりに建て直してしまおうというのではなかろうか。

1000年以上の木造建築といっても部分的補修・交換はまれではなく、いつの間にかそうとっかえしているといわれてもしょうがないようなものも散見される。 


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当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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