地表から3m位の構築物に使用した2×4材、松(多分)の貫板、Zボルト一式だ。
いつ作ったかわかっているので使用期間16年は正確だ。
2×4材は38ミリの厚みがあるが、その厚みゆえに内部に水分を含んでしまうためか薄いものよりかえって腐朽が進む気がする。(1×4材に比較しても)
外ではステンレスボルトの方がいいに決まっているが、12ミリ口径、長さ10数センチのボルトを多く使うとなるとその費用はバカにならない。そこで、一定年数ごとに取り換えが可能なことを前提にZボルトを使っている。
写真のように錆は生じている。が、ナットを含め、内部にはいまだ進行が達せず強度は保たれていた。10年ごとに一式取り換えるなどと決めておくといいようだ。
なお地表に近いフェンスなどに木材を使うとどんなにいい塗料を使っても下部は5年でダメになる。作り直す手間、塗料・刷毛代、防腐剤・塗料を含んだ廃材は他用途(薪)に使えないなどを考えるとDIYでもてはやされるアウトドアでの雨ざらし木工DIYの賛美過多には疑問も感じる。